6月号 2013 Vol. 11 No. 6

Feature Articles: NTT Tsukuba Forum 2012 Workshop Lectures

• Latest Topics in Optical Fiber Technology Research
• 光ファイバ技術研究最前線

■ 概要

本稿ではブロードバンドサービスを支える光ファイバネットワークにおいて、高い信頼性を維持しながら効率的かつ機能的に保守・運用するための技術、将来の高速大容量ネットワークに備えた新しい光ファイバ技術について、最新の研究トピックを紹介します。なお、本特集は2012年10月19日に開催された「つくばフォーラム2012」ワークショップでの講演を基に構成したものです。

• R&D Trends in Communications Infrastructure to Achieve Safe and Secure Access Networks
• 安全・安心なアクセスネットワークを支える通信基盤設備のR&D動向

■ 概要

NTTアクセスサービスシステム研究所のシビルシステムプロジェクトでは、管路やマンホールをはじめとした基盤設備全般のR&Dに取り組んでいます。本稿では、基盤設備の現状とともに、現在のR&Dの内容、ならびに今後の展開について紹介します。

Regular Article

• A Comparison of Approaches to Incident Response in Japan and the United States and an Introduction to the International Standard ISO 22320
• 災害・危機対応における日米比較と国際規格ISO22320

■ 概要

NTTセキュアプラットフォーム研究所では、災害・危機対応におけるマネジメント関連技術の研究開発を行っています。ここでは一元的な災害・危機対応の仕組みを有する米国と、日本の災害・危機対応に関する比較、そして2011年11月に国際規格化されたISO22320の概要と今後の災害・危機対応のあり方について説明します。

Global Standardization Activities

• Recent Trends in Standardization of Japanese Character Codes
• 日本の文字符号の標準化の最新動向

■ 概要

メールやWebなど、インターネットでのテキスト通信では、テキストの各文字に割り当てられた文字符号（文字コード）が用いられています。テキストは、表示文字だけがやり取りされているわけではありません。 HTMLのように、テキスト情報を使って、テキストの「構造」の情報もまたやり取りされています。ここでは、このようなテキスト情報交換の基本となる文字符号について、その仕組みと標準化の動向について解説します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

• A Study of Noise Measurement Method for Efficient and Smooth Troubleshooting
• 故障切分けの効率化を目的としたノイズ測定方法の検討

■ 概要

ノイズを分離する簡易な方法と分離プローブを用いて、実験室や実フィールドにおける実際のノイズ故障切分けの有効性を検証しましたので、本稿でご紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第17弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ EMC技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards
外部での受賞