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7月号 2014 Vol. 12 No. 7

English

Feature Articles: Security Platform Technologies that Support Cloud Business

■ 概要
経済的・社会的に重要な情報の取扱いが増加するにつれて、クラウドサービスは攻撃者にとって魅力的な攻撃対象となり、より高度なサイバー攻撃の脅威にさらされるおそれがあります。本稿では、そのようなサイバー攻撃にも対応し、お客さまに対する安心・安全なクラウドサービスの提供に貢献するNTTセキュアプラットフォーム研究所の取り組みについて紹介します。
■ 概要
トレーサビリティ基盤TRXは、NTTセキュアプラットフォーム研究所が開発する、システム上で発生するさまざまなイベントを可視化するための基盤です。可視化によって、ファイルやVM(Virtual Machine)イメージが複製され流通していく状況の追跡が可能になります。これを応用すると、オフィスにおけるファイルのライフサイクル管理や、クラウド事業者における仮想サーバのOSライセンス管理等、これまで見えなかった情報の流れを簡便に把握することができます。
■ 概要
日々進化するサイバー攻撃に対して、従来の防御を主体とした対策に加え、いったん攻撃を受けた際に、影響を極力抑え、迅速に回復させることが重要になります。本稿では、リジリエント・セキュリティのコンセプトやユースケース、およびそこで用いられる技術について紹介します。
■ 概要
機密性の高いデータをクラウドで安全に処理する手段が求められています。NTTセキュアプラットフォーム研究所では秘匿性と可用性を持ち、実用的な速度のマルチパーティ型秘密計算技術を開発しています。本稿では、注目される背景、基本的な仕組みから商用化に向けての取り組みまでを概説します。
■ 概要
完全準同型暗号は暗号化したままデータの処理を可能にする暗号分野における最先端の注目技術です。この技術はクラウドセキュリティの分野で幅広く使用されることが期待されており、実用的な性能を満たすためにどのような方式で実装していくのかが1つの課題になっています。NTTセキュアプラットフォーム研究所では完全準同型暗号の具体的な構成方式である「整数上完全準同型暗号」を対象に議論的改良と効率向上を行い、世界最速の実装方式を実現しました。

Regular Articles

■ 概要
我々は普段、視覚情報に基づいて眼を動かし、腕を伸ばすことで目的の動作を行います。この際、脳は、眼運動と腕運動の協調的動作を作り出します。このような視覚運動制御における眼と腕の協調機構を解明することは、ヒトにとって安全で使いやすいインタフェース設計の基礎となります。本稿では、主に高速な実時間運動制御における眼と腕の協調機構について、著者らの近年の成果を中心に概説します。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、移動無線通信システム用基地局アンテナとして、広帯域アンテナ放射素子とメタマテリアルからなる複数枚の反射板を有するマルチバンドアンテナを開発しています。ここでは一例として、800MHz、2GHz、4GHzの3周波数におけるマルチバンドアンテナの設計の試作結果について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)FG-M2M(Focus Group on Machine-to-Machine Service Layer)は、M2M技術のe-health領域への適用を検討するFocus Groupとして、2012年1月の電気通信標準化アドバイザリーグループ(TSAG: Telecommunication Standardization Advisory Group)会合で設立が合意され、2013年12月までに計12回の会合が開催されました。ここでは、FG-M2M会合の議論結果について報告します。

New NTT Colleagues

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

 

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