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3月号 2016 Vol. 14 No. 3

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■ 概要
モバイル業界において革新的な技術を生み出してきたNTTドコモ。2020年を見据えて第5世代移動通信システムの技術開発はすでに動き出しています。厳しい経営環境を乗り越え、自社の強みを最大限に活用し何を生み出そうとしているのか尾上誠蔵取締役常務執行役員に伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
今月号に登場する研究者は、NTT研究所の中で初めて外国人でグループリーダ(研究グループを統括する立場)となったWilliam J. Munro氏。世界を大きく変える可能性を持つ量子物理の情報通信分野への応用や幾多のキャリアを経てNTTの研究所に籍をおいた理由、そして成果を生み出すための研究姿勢などについて、熱く語ってもらいました。

Feature Articles: New Generation Network Platform and Attractive Network Services

■ 概要
NTT未来ねっと研究所では、革新的サービスを実現するための基盤技術として、新世代ネットワークの技術開発に取り組むとともに、そのサービスの1つとして特に重要なコラボレーションサービスを実現する研究・開発にも取り組んでいます。本稿では、各技術についてそれぞれの概要を説明します。
■ 概要
NTT未来ねっと研究所では、SDN(Software Defined Networking)/NFV(Network Functions Virtualisation)の幅広い展開を見据え、SDNやネットワーク仮想化に関する研究開発を進めてきました。本稿では、その中から、OpenFlow1.3に対応したソフトウェアスイッチ「Lagopus」と国際標準技術を拡張した仮想化サービスオーケストレータ「vConductor」について紹介します。
■ 概要
近年、遠隔地どうしでの協調作業のニーズが高まっています。しかし、従来のTV会議や電子ホワイトボードなど、“遠隔会議”のみを想定したシステムでは、端末や業務アプリケーションを用いた共同作業が必要な多岐にわたる業務フローには対応しきれません。本稿では、映像・音声によるコミュニケーションに加え、作業対象アプリケーションや共同作業のための支援情報をネットワーク上で共有・伝送し、リアルタイムな遠隔コラボレーション環境を実現するサービス基盤技術「REMOCOP」を紹介します。
■ 概要
企業ユーザのICT環境に対するニーズは、業種、業態、規模によって多種多様です。本稿では、広域イーサネットやVPN等の既存のWANサービスを“賢く(Smart)”使うトラフィック制御機能と、高度なネットワーク保守機能によって、業種、業態、規模によって多種多様な企業ユーザのニーズに応じたICT環境構築を可能とすることを目指して研究開発を進めている加入者装置(CPE: Customer Premises Equipment)Smart CPEの概要と開発状況について紹介します。
■ 概要
NTT未来ねっと研究所では、ネットワークデータなどの時系列データを解析した結果を用いた、ネットワークの異常検知手法や高度な制御手法に関する研究を行っています。本稿では、多地点にて観測した時系列データを、特定の場所に集約することなく、多地点間で分散的に当該データを管理・解析する技術を紹介します。

Regular Articles

■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、現行システムの後継となる「高効率衛星通信システム」の開発を進めており、本システムのキーデバイスとして、最大64チャネルの変復調および誤り訂正処理を同時に実施できる「高効率グループモデムモジュール」と「高効率ターボ符復号化モジュール」を開発しました。ここでは、高効率衛星通信システムの開発コンセプトと、開発したモジュールについて紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
NTTグループは、電磁妨害波や雷サージから通信設備を防護し、高品質・高信頼性の通信サービスを提供するため、通信設備の電磁環境適合性(EMC)に関する国際標準規格の作成に参画しています。ここでは、2015年10月に開催されたITU-T SG5会合における最新の標準化動向について報告します。

New NTT Colleagues

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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