To view PDF files

You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.

1月号 2017 Vol. 15 No. 1

English

View from the Top

■ 概要
自己変革と利益成長に弾みをつけたNTTグループ。B2B2Xをキーワードに「社会的課題の克服」や「産業競争力の強化」といったテーマに取り組み、さまざまなプレーヤーとのコラボレーションを実現。新たな価値を生み出したNTTグループの今年の抱負と、3年後に迫る2020年への展望について篠原弘道NTT代表取締役副社長に伺いました。

Feature Articles: Photonics-electronics Convergence Devices that Support AI-IoT Service Era

■ 概要
近い将来、クラウド、IoT(Internet of Things)、さらにはAI(人工知能)の活用によりICTサービスは劇的な進化を遂げると予想され、その時代に必要とされる通信デバイスには、現在よりも高性能化・高機能化を、圧倒的スケールで低コスト、低消費電力、小型な形態で実現することが求められています。本稿では、シリコンフォトニクスと化合物半導体を融合したon Siプラットフォーム技術とその実現に必要なさまざまな要素技術の研究開発の方向性を示すとともに、これら技術を融合するためのR&Dファウンドリのあり方についても紹介します。
■ 概要
近年、すべてのモノがインターネットを介してつながり、これまでにない高度なサービスを提供できるIoT(Internet of Things)の実現に向けた取り組みが本格化しています。IoTを支える光通信ネットワークではやり取りされる情報が飛躍的に増大、かつ、多様となるため、そこで使用される光通信デバイスにも大容量化、経済化、小型化が強く求められています。本稿では、来たるIoT時代に向けて研究開発を進めている超小型・高密度光導波路デバイス技術を紹介します。
■ 概要
現在、NTT先端集積デバイス研究所では次世代の光通信ネットワークシステムの実現に向けて、電力性能を改善し、ほぼ半分の消費電力で従来と同等のパワーの変調光を出射可能とする光送信器や、速度性能を維持しながら受光感度を著しく改善することで光増幅器を用いずに長距離のファイバ伝送を可能とする光受信器の研究開発に取り組んでいます。本稿では電気信号から光信号へ、あるいは光信号から電気信号への変換機能を担うデバイス(光送信器、光受信器)の研究開発成果を紹介します。
■ 概要
NTT先端集積デバイス研究所では、レーザ特性まで踏み込んだ光‐電子実装統合設計技術と、50Ω整合の既成概念を打ち破る光‐電子接続手法の適用により、次世代の超小型光トランシーバの実現をめざしています。本稿では、消費電力を桁違いに低減できる光‐電子実装を統合したアナログ回路技術を紹介します。

Regular Articles

■ 概要
指先に提示された運動の方向は、どのように検出されるのでしょうか?脳にとって、指・手首・腕などの姿勢変化を通して繰り返し座標変換される方向情報の解読は、簡単なものではありません。本稿では運動残効という錯覚を利用し、心理物理学的に脳における触覚方向の情報処理原理を調べた研究をご紹介します。NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、こうした原理探求を通じて、触覚情報提示デバイスの設計指針を得ることを目指しています。

Global Standardization Activities

■ 概要
現在普及しているIEEE 802.11ac規格ではギガビットクラスのデータ転送が可能となりましたが、IEEE 802.11作業班では無線LAN機器が普及するにつれて顕在化してきた新たな問題に対処すべく、新たな無線LANの標準化に取り組んでいます。現在、IEEE 802.11のタスクグループaxでは、無線LAN機器が高密度に存在する環境での性能を改善するための機能が検討されています。ここでは、次世代高効率無線LAN規格であるIEEE 802.11axの標準化の最新動向を紹介します。

Short Reports

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

↑ TOP