インターネット接続や同番移行提供エリアの拡大等により,ISDN回線は飛躍的に普及している。また,Iインタフェースを用いた他の回線(OCN,HSD,フレームリレー等)も普及している状況の中で,電磁雑音やレイヤ1に起因した故障の増加が予測されるため,NTTがISDN回線の電磁雑音やレイヤ1に起因した故障を主に探索する装置として,1992年度より導入(運用)を行ってきた。
1997年にはISDN回線のみでなく,Iインタフェースを利用する各種回線の故障探索にも対応できる「ISDN用試験端末アダプタVer.3」を開発した。