NICSS(次世代ICカードシステム研究会)
Next generation IC Card System Study group
NTTを含む国内ICカード関連17社が発起人として1998年に設立した特定非営利活動法人の研究会。現在60以上の企業・団体が参加している。
住民基本台帳カードを後方から推進することを中心に据えて活動を展開しており,これまでにマルチアプリケーションICカードプラットフォームのフレームワークとしてNICSSフレームワーク(NICSS-F)を規定している。これは国内における行政系プロジェクトに採用されている。
また,本フレームワークはGlobal Platform,eESC,ISO等との連携を通じて,同分野における世界の標準化に大きな影響を与えている。最近では,ICCR(中国ICカード登録センタ),KEPIA(韓国電子支払い産業協会),IDA(シンガポール情報通信開発庁)とともにAICF(Asia IC Card Forum:アジアICカードフォーラム)を組織化(NICSSは議長と事務局運営)し,アジア連携へと発展している。