コンピュータ製品選定のための評価尺度。オープンシステムを構築するためには，常に各社製品の最新情報を入手し，評価分析することが重要になるが，以下のような問題がある。

①　性能データがオープンにされていないことが多い。

② 　ベンダの提供するデータには疑問が多い。

③　各製品の評価分野が多岐にわたっている。

このような問題を解決し，最近でかつ適切な評価情報を提供するための製品評価技術を確立し，各分野ごとの評価手法をまとめたもの。

本ガイドラインは，実際の評価方法や手順を記載した評価ガイドラインと世の中に普及している各分野のベンチマークテストプログラムを集め，データベース化したベンチマークガイドラインから構成される。評価の体制は，評価作業全体を管理する評価責任者の下で，評価の対象分野の技術者が，評価対象に最も適したベンチマークをベンチマークデータベースの中から抽出する。