ブラックボックス評価技術
プラットフォーム性能を,アーキテクチャや実現方式を意識せずに簡単に評価するために開発された技術。交換機や通信システム等のリアルタイムシステムにおけるプラットフォーム(ハードウェア資源,基本OS/拡張OS等)の性能評価技術は,性能評価の目的や評価者のスタンス等により大きく異なる可能性があるが,その評価尺度として,一般に普及しているベンチマークプログラムは,評価対象のプラットフォーム上で直接実行させ,その実行に要する時間を性能評価の尺度としている(例えば,VAX相対性能比,幾何平均等がある)。また,このブラックボックス評価技術とは逆に,プラットフォームのアーキテクチャや実現方式を意識した評価技術をホワイトボックス評価技術という。