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9月号 2010 Vol. 8 No. 9

English

Front-line Researchers

■ 概要
暗号研究で世界的に著名な岡本龍明フェローに暗号研究の意義、各種経験談、今後の抱負などをお伺いし、最後に若い研究者へエールを送っていただきました。

Special Feature on Technical Solutions to Real-world Problems

■ 概要
無線LANの通信を安定化させるためには、ISM機器等からの干渉波の影響が小さいチャネルを選定する必要があります。ここでは、無線LANのさまざまなトラブルシューティングが可能な「無線LANトラブル対策ツール(AirSpector)」の追加機能として、ISM機器等からの干渉波を容易にモニタリングできる「無線LAN環境モニタリングツール」を開発しましたので、その概要について紹介します。
■ 概要
光ファイバケーブルが故障した際は、光パルス試験器(OTDR: Optical Time Domain Reflectometer)と設備記録図によって故障位置を明確にして適切な修理を行います。故障点の損傷状況が確認できた場合は、故障修理等、早急な対応が取れますが、故障点が地中管路設備内となった場合は、正確な故障位置や光ファイバケーブルの損傷状況の把握が難しく、故障修理やケーブル更改等の判断に時間がかかることが考えられます。今回は、一般に使われている測定機器を組み合わせて効率的に探査する方法を紹介します。
■ 概要
NTT東日本技術協力センタでは、故障修理部門からの意見を聞き、BフレッツサービスのVDSL構内配線区間における故障切分けツールとして、VDSLテスタとVDSLハンディレコーダを開発しました。
■ 概要
最近、RT(Remote Terminal)-BOXの故障で目に付くようになったのは、BOX室内への水漏れです。この環境が長時間続くと、結露によるBOX室内の通信設備の絶縁故障や、床面に浸水することにより床を支える鋼材の腐食が進んで床が脱落するなどの事故も考えられます。これらのRT-BOXの水漏れに関する事例を紹介します。

Letters

■ 概要
ネットワークの統合化・高速化・利用形態の多様化に伴い、サービス品質要求は多様化しています。その一方で、各サービストラフィックは渾然一体としてネットワークを流れるため、サービスやユーザを意識したトラフィック管理を行わないとトラフィック変動などで輻輳が発生した場合にはどのサービスも一律に品質劣化するおそれがあります。そこで、サービスごとの品質要求に対応してトラフィックを制御する技術が必要となります。ここでは、サービスごとに柔軟な制御を実現できるオーバレイネットワークを利用して、多様なトラフィックを可制御化する技術について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
「新世代ネットワーク」「Future Network」「Future Internet」などの呼称で、将来のネットワークに関する研究開発が日本をはじめ欧米諸国、アジアにおいて立ち上がりつつあります。ここでは、ITU-Tにおいて2009年6月から活動を行っている、将来のネットワークに関する検討を行うFocus Group(FG)の状況について報告します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conferences Proceedings
外部での受賞もしくは発表した論文の抄録

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