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12月号 2014 Vol. 12 No. 12

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■ 概要
伸び悩みが続いている日本国内のICT投資。ICTのコモディティ化を実感する昨今、世界各地に展開するグループの力を結集し、新たなグローバルでの価値創造を目指すNTTデータ。世界のリーディングカンパニーとしてどのような姿勢で臨むべきかを同社の栗島聡代表取締役副社長執行役員に伺いました。

Feature Articles: Technology for Innovating Software Production

■ 概要
社会、産業を支える情報システムは、大規模なソフトウェアの存在なくしては成立し得ません。しかし、そのソフトウェアを開発するための生産技術は、過去数十年にわたって大きな進展はみられず、膨張する需要を人海戦術で凌いでいるのが現状です。本特集では踊り場に立つソフトウェア開発の課題を打破するソフトウェア生産技術革新について紹介します。
■ 概要
NTTデータでは、ソフトウェア開発の自動化として、各工程で人間がかかわる作業を少なくする取り組みを2010年から進めてきました。しかし、ソフトウェア開発の自動化は、特別な技術を必要としないため、どの取り組みも大きな差はありません。そこで、自動化技術をいかに普及展開し、デファクトスタンダードにしていくかが重要となっています。本稿では、NTTデータの自動化技術の概要と普及展開の状況について紹介します。
■ 概要
NTTデータではシステム開発を行うための自動化ツール群としてTERASOLUNA Suiteを推進しており、社内実績では大きな削減効果を上げています。しかし、試験について目を向けるとまだ多くの手間と工数が掛かっており、生産性向上の可能性が残されている状況です。本稿では解決の1つの取り組みとして、結合試験の稼働を丸ごと削減することを目指して研究開発を進めているTERASOLUNA Simulatorを紹介します。
■ 概要
ソフトウェア再利用技術は、これまで一定の成功はあるものの、再利用の本質的な難しさにより、数多くの失敗を重ね現在に至っています。しかしながら、近年のソフトウェア資産のビッグデータ化は、再利用技術の難しさを解決できる可能性があります。本稿では、NTTデータが進める新しい再利用技術の研究開発について紹介します。
■ 概要
大規模なメインフレームシステムは複雑化やブラックボックス化が進み、保守開発やシステム更改の費用が高い状況が続いています。オープンシステムへの移行によって費用を抑えようとしても、全く異なるプラットフォームへの移行は容易ではありません。本稿では、大規模メインフレームシステムのリホストによるオープン化の難しさと、システム開発の自動化を活用した打開策について説明します。

Regular Articles

■ 概要
スマートフォンVoIPアプリ向け自動適合型エコーキャンセラソフトウェアを開発しました。スマートフォンのオーディオ特性の機種依存性のために、VoIPアプリの音声品質は、特にハンズフリー通話において、劣化することがあります。新しく開発したソフトウェアは、スマートフォンのオーディオ特性の多様性に対応できるよう適合能力を高めることで、従来技術よりも優れた性能を達成しました。
■ 概要
今後、光サービス展開が予定されているルーラルエリアにおいて、効率的な設備構築を可能とするため、広域かつ需要散在という特徴に合わせた光配線設計技術や、従来と比較して効率的なケーブル布設を実現する簡易布設技術やそれらを実現するための細径軽量な新24心光ケーブル、および関連物品について紹介します。
■ 概要
1本の光ファイバで現在の100〜1000倍を超える毎秒1ペタビット(Pbit)以上の大容量伝送の実現に向けて、空間多重光通信技術の研究開発が本格化しています。ここでは、1本のファイバ中に複数のコア(光信号の通り道)を持つマルチコアファイバや、マルチモードファイバにおけるモード分割多重を駆使することで光ネットワークの飛躍的な大容量化を実現する、高密度空間多重光通信技術の最近の研究開発の現状と展望について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
ICTを活用した災害対応の国際標準化を検討するため、日本政府主導により、ITU-Tにおいて災害対応に関するフォーカスグループ (FG-DR&NRR: Focus Group on Disaster Relief Systems, Network Resilience and Recovery) が2012年1月に設立されました。FG-DR&NRRは、著者(荒木)が議長を務め、2014年5月までに2回の電子会議を含む合計11回の会合を開催し、8つの成果文書を作成しました。ここでは、FG-DR&NRRの最終会合結果と成果文書の概要、および今後の災害対応ICTに関する国際標準化の展望について紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
通信アクセス設備における生物被害事例と対策についてご紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第26弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ アクセス技術担当の方にご協力いただきました。

New NTT Colleagues

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings

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