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2月号 2021 Vol. 19 No. 2

English

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■ 概要
社会課題を解決するため、ICTを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が重要視されています。こうした中、課題解決に対するNTTグループの対応能力や取り組みはイノベーション力において9年連続でグローバルなTopイノベーターに選出されるなど、国内外で高い評価を得ています。新型コロナウイルスのパンデミックにより、さらに大きく変化した世界においてNTTグループはどのような姿勢で社会課題解決に臨むのか、澁谷直樹NTT代表取締役副社長に現在の取り組みとトップの心構えを伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
アスリートのスーパープレーや私たちの何気ない日常の動作等、人間の身体動作は神経反射に代表される無意識の感覚−運動プロセスに支えられています。その1つである伸張反射の調整に視覚による身体情報が関与していることをNTTコミュニケーション科学基礎研究所が世界で初めて明らかにしました。研究成果と研究者としての姿勢について五味裕章NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員に伺いました。

Feature Articles: Keynote Lectures at NTT R&D Forum 2020 Connect

■ 概要
本稿では、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の実現に向けた取り組み「Road to IOWN」について紹介します。本記事は、2020年11月17〜20日に開催された「NTT R&Dフォーラム2020 Connect」での澤田純NTT代表取締役社長の講演を基に構成したものです。
■ 概要
本稿では、「Into the IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)限界打破のイノベーション」について紹介します。本記事は、2020年11月17〜20日に開催された「NTT R&Dフォーラム2020 Connect」での、川添雄彦NTT常務執行役員 研究企画部門長の講演を基に構成したものです。

Feature Articles: Future Information-processing Infrastructure for Enabling Data-centric Society

■ 概要
実世界のデータからさまざまな価値を生み出す「データ中心社会」が到来しようとしています。また情報化社会の進展に伴い、システム基盤やソフトウェア開発手法への要求はより一層高まっていくと考えられます。本稿では、データ中心社会を支え、社会・技術の進化に対応できる将来の情報処理基盤の実現に向けたさまざまな技術課題と、NTT研究所の取り組みについて紹介します。
■ 概要
IOWN時代におけるAI(人工知能)は、ヒトをも超える能力を有するだけでなく、エネルギー効率に優れる持続可能な技術であるべきです。本稿では、そのようなAIとして、イベント駆動アプローチによるAI推論について紹介します。本技術では、地理的に分散した計算リソースを活用し、定常的な入力データを適切にイベント化し、必要なときに必要なだけの推論を実施していくことで、計算・ネットワークコストを削減し、消費電力を大幅に削減します。
■ 概要
NTTソフトウェアイノベーションセンタでは、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の一環として、高頻度かつ大容量なデータトラフィックに対応し、高度なデータ保護により機密データを含むさまざまなデータを安全に流通させる「次世代データハブ」の研究開発に取り組んでいます。本稿では、データ流通における課題とそれらを解決するデータハブの概要、およびデータハブの主要機能であるデータガバナンスを構成する技術について紹介します。
■ 概要
NTTソフトウェアイノベーションセンタでは、社会・技術の進化に対応するため、そのシステム基盤を支えるディスアグリゲーテッドコンピューティングの実現に向けた技術開発を行っています。本稿では、不揮発性メモリや高速インターコネクトのような特定用途に特化したハードウェアを活用する技術と、多数のコアを持つCPUを並列処理で性能を引き出す技術を取り上げ、ハードウェアの進化だけでなくソフトウェアの革新も重要であることを紹介します。
■ 概要
コストを抑えながらソフトウェアを早期にリリースすることへの要求が増しています。そのため、開発全体のコストに占める割合が大きく、ソフトウェアの一定の品質を確保するために必要となるソフトウェアテストは、開発におけるQCD(Quality、Cost、Delivery)の要といえます。本稿では、NTTソフトウェアイノベーションセンタが取り組んでいるテストを飛躍的に効率化する技術について解説するとともに、将来展望についても紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
無線LANのマーケットは、PCやスマートフォンのみならず、家電や自動車、IoT機器などさまざまな分野に広がっていますが、このような中で、無線LANの標準化を行うIEEE 802.11作業班では新たな規格の策定を続けています。ここでは、IEEE 802.11作業班における、無線LAN標準化の最新動向を紹介するとともに、今後数年間の主流となるIEEE 802.11ax規格とその次の世代の無線LANであるIEEE 802.11beのポイントを紹介します。また、IEEE 802.11無線LAN機器の相互接続認証試験やマーケティング活動を行っているWi-Fiアライアンスの状況についても解説します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第62弾となる本稿では、現場のIP系トラブルに対する技術協力の取り組みのひとつとしてNTT東日本 技術協力センタが開発した「αコマンド解析支援ツール」を紹介します。

Information

■ 概要
2020年11月17〜20日の4日間にわたり、オンラインにて「NTT R&Dフォーラム2020 Connect」を開催しました。ここでは本フォーラムの開催模様を紹介します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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