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11月号 2021 Vol. 19 No. 11

View from the Top

■ 概要
量子コンピュータ、暗号、ブロックチェーン、医療情報処理分野で、世界のパートナーとともに最先端の基礎研究を推進するNTT Research, Inc.。設立から2年を迎え、IACR Test of Time Award、SPIE MAIMAN Laser Award、IACR Crypto 2020 Best Paper Awardと次々に権威あるアワードを獲得。プログラムの難読化に関する20年来の未解決問題を解決する等、大きな成果を上げています。NTT Research, Inc. 小澤英昭COO/CTOに研究成果の進捗やマネジメントの極意について伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
経済・社会構造の歴史的なパラダイムシフトが起きています。こうした中、量子情報技術は将来の経済・社会に大変革をもたらす源泉、革新技術として注目を集め、日本のみならず米国、欧州、中国等、世界各国が量子技術の研究開発を国家戦略の1つに位置付けています。量子技術の発展に大きく貢献する齊藤志郎上席特別研究員に、研究活動の進捗と研究者としての姿勢を伺いました。

Rising Researchers

■ 概要
IOWN構想の3つの主要技術分野の1つである「デジタルツインコンピューティング(DTC: Digital Twin Computing)」。外面だけではなく、意識や思考などヒトの内面を含む分身をデジタル世界に構築するには、ヒトが行うコミュニケーションの仕組みの理解・モデル化が不可欠です。今回は、音声・言語・身体動作などのマルチモーダル情報を扱い、心理状態の伝達メカニズムなど人間のコミュニケーションの機序の解明をめざす石井亮特別研究員にお話を伺いました。

Feature Articles: NTT DOCOMO’s Initiatives on 5G evolution & 6G

■ 概要
日本国内では、2020年3月に5Gの商用サービスが開始されましたが、世界中では次世代の移動通信システムである「6G」および、2030年代の情報通信技術に関する検討の機運が高まっています。本稿では、6Gの研究開発に関する国内外動向やスケジュール展望、および、「ドコモ6Gホワイトペーパー」で提案した5G evolution & 6Gのコンセプトについて概説します。
■ 概要
5Gの商用導入が世界的に開始され、現在は5Gのさらなる発展としての5G evolutionと次世代移動通信システムである6Gに向けた研究がさかんになってきています。本稿では、5G evolution & 6Gに向けて議論されている「New Radio Network Topology」において重要となるIREというコンセプトについて解説します。また、IREの実現に向けて重要になるRISと、これを構成する要素技術であるメタマテリアル/メタサーフェス技術に関して、NTTドコモの取り組み内容を述べます。
■ 概要
5G evolution & 6Gでは、空・海・宇宙を含むあらゆる場所でのユースケースを想定した「超カバレッジ拡張」が検討されています。これまでの移動通信ネットワークでは十分にカバーできなかったエリアへ高品質な通信サービスを提供するためには、GEO、LEO、およびHAPSなどを利用したNTN技術が有望です。本稿ではこれらの技術や、小型飛行機を用いた上空約3 kmでの39 GHz帯伝搬測定実験の内容について解説します。
■ 概要
現在、5Gの商用サービスが提供されていますが、将来の多様な需要に応じるためには、5Gのさらなる高度化が必要です。その検討の一環として、高速で移動する複数端末への広範囲でのミリ波帯高速通信の提供が考えられています。高速移動環境では、複数の基地局を連携させることによる広範囲でのエリア構築が必要です。さらに、複数端末との同時通信を実現するには、各端末に送信した信号がお互いに干渉しないように、干渉を抑圧する必要もあります。そこで、デジタル信号処理でビームを生成・制御するデジタルビームフォーミングを基地局に適用することで、端末間の干渉を抑圧しながら複数の基地局を連携させるミリ波帯基地局連携技術を考案し、屋外伝送実験により広範囲において高い通信速度が実現できることを明らかにしました。

Regular Articles

■ 概要
光パラメトリック増幅器(OPA)は将来の大容量光通信技術や量子情報処理技術を実現するキーデバイスとして期待されています。これまで私たちはシングルモード伝搬条件を有し、タンタル酸リチウム基板上に直接接合された周期分極反転ニオブ酸リチウム(PPLN)導波路を用いることで広帯域かつ高利得なOPAを実現してきました。このOPAは内部に励起光合分波機構が組み込まれ、信号光・励起光に対し計4本の入出力ファイバを有しています。導波路作製技術やモジュール実装技術を改良していくことで、近年では連続波に対し30 dBを超える増幅利得を実現しました。さらに、このOPAは、2.5 THz以上のスペクトル帯域を有し、かつ6 dB以上も量子ノイズが抑制された直交位相スクィーズド光の生成に成功しました。このような広帯域かつ高利得なOPAは将来の高度情報社会の実現に貢献します。
■ 概要
NTTネットワークサービスシステム研究所では、5G(第5世代移動通信システム)やIoT(Internet of Things)、クラウドサービス等の普及により急激なトラフィック増加が見込まれるNTTグループの中継ネットワークの大容量化を経済的に実現するため、1波長当り100 Gbit/s超の光伝送を可能とする「Beyond 100Gオプティカルクロスコネクト(B100G-OXC)システム」を開発しました。ここでは本システムの概要と特長について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
第33回ASTAP(Asia-Pacific Telecommunity Standardization Program)会合が2021年6月にオンライン形式で開催されました。ASTAPはAPT(Asia-Pacific Telecommunity)におけるICT分野の標準化活動の強化、地域として国際標準の策定に貢献することを目的としています。ここでは、ASTAP-33の結果および併設されたインダストリーワークショップについて報告します。

Information

■ 概要
NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、最新の研究成果を多くの方々に知っていただくイベントとして、2021年6月3日正午より「オープンハウス2021」をウェブ公開により開催しました。ここではその開催模様を報告します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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