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2月号 2023 Vol. 21 No. 2

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■ 概要
新ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」の展開に伴い、グループ全体の法人向けサービスやソリューションをワンストップで提供するNTTコミュニケーションズ。社会・産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する丸岡亨代表取締役社長にNTTコミュニケーションズの方向性とトップの姿勢を伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
我が国では高精細動画配信サービスやクラウドストレージ・ワークアプリケーション等のネットワークアプリケーションの普及を背景に、高速通信サービスの提供が加速し、これを支える光アクセスネットワークの研究開発には大きな期待が寄せられています。Beyond 5G/6G時代を見越し、当該研究領域をけん引するNTTアクセスサービスシステム研究所 可児淳一上席特別研究員に研究活動の進捗と研究に臨む姿勢について伺いました。

Rising Researchers

■ 概要
近年、従来のコンピュータとは根本的に異なる原理に基づく、量子コンピュータの開発が急速に進んできており、これを用いて現在実際に実用化されている暗号の多くが解読できてしまうことが分かっています。そのような脅威に対応するために、量子コンピュータを使っても解読することのできない「耐量子計算機暗号」が求められています。今回は、暗号を使ってこのような社会の課題を解決する研究について、山川高志特別研究員にお話を伺いました。

Feature Articles: Activities toward Zero Environmental Impact and Environmental Adaptation to Build a Resilient Society

■ 概要
NTT宇宙環境エネルギー研究所は、地球環境の再生と持続可能かつ包摂的な社会の実現に向けた革新的技術の創出を目的に誕生し、設立から2年5カ月が経ちました。これまでのNTTの研究所にはない型破りな研究テーマを多く掲げ、テーマ立ち上げから体制・仲間づくりなどに奔走し、ようやくかたちになってきたところです。本稿では、宇宙視点から地球を見つめ直し、地球環境の未来を変えるさまざまな挑戦の現状について紹介します。
■ 概要
持続可能な社会の実現をめざし、NTT宇宙環境エネルギー研究所では、クリーンで環境に負荷を与えないエネルギーの創出やスマートなエネルギー活用の実現に向かって研究に取り組んでいます。本稿では、圧倒的にクリーンかつ無尽蔵なエネルギーである核融合発電と宇宙太陽光発電に関する技術、再生可能エネルギーを最大限に有効活用する仮想エネルギー需給制御技術、高信頼・高効率な直流電力システムによる超レジリエントな電力供給システムの技術を紹介します。
■ 概要
本稿では、カーボンニュートラルの実現に資する技術として、植物と藻類の炭素固定能力の向上により大気中および海洋中のCO2を効率的に有機物に変換する技術と、土壌微生物による有機物分解の制御により土壌からのCO2排出量を削減する技術について概説します。
■ 概要
NTT宇宙環境エネルギー研究所では、地球環境および人間社会についての未来予測を通じて、プロアクティブに社会・自然環境の変化に適応することによって、持続可能な企業成長としなやかな社会の実現への貢献をめざしています。本稿では、地球規模の観測と、地球の物理過程並びに生物・化学過程のモデル化を行い、これらを連成させてシミュレーションすることで、地球の再生過程を明らかにする地球環境未来予測技術と、人間社会と環境影響の未来を予測して企業のESG(環境・社会・ガバナンス)経営戦略立案を支援するESG経営科学技術を紹介します。
■ 概要
NTT宇宙環境エネルギー研究所では、地上さらには宇宙においても人類が安心・安全に暮らせるように、極端な自然現象に対してプロアクティブに適応できる技術の創出に取り組んでいます。これまでに、落雷や宇宙放射線から通信装置を守る技術を開発してきました。本稿では、培った技術を応用しつつ、従来の対策を根本から変える落雷制御・充電技術と宇宙放射線バリア技術について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
光ファイバや屋外光設備の保守運用にかかわる標準はITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)勧告として制定されており、その内容についてはSG(Study Group)15にて議論され、光通信システムの進展に合わせて改訂されています。ここでは、既存シングルモード光ファイバ(SMF:Single Mode Fiber)の通信容量限界を超える超大容量伝送媒体として期待されている空間分割多重(SDM:Space Division Multiplexing)光ファイバ、および光通信の普及によりますますの効率化が要求されている屋外光設備の保守・運用に関する標準化動向を紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
NTT東日本技術協力センタでは、原因特定が困難な特異故障解決のための技術支援を行っています。通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第74弾となる本稿では、これまで現場に赴いて行ってきた現場調査をリモートでも行う施策(リモート現場調査)について紹介します。

External Awards
外部での受賞

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