用語説明

Nex'BASEスクリプト言語

情報流通システムの構築を効率化するために,WebBASEスクリプト言語*の特長を継承しながら,Java等の新技術の採用によりコンポーネント連携を容易化できる言語。Nex'BASEスクリプト言語の特長は以下のとおり。

① オブジェクト指向に精通していないアプリケーション設計者や技術者でも容易に使いこなすことができるように,非手続き的な記述ができる。

② 多次元配列および構造体等のデータ構造を型宣言することなく利用できる。

③ 利用者が定義した関数を使用できるので,複雑なアルゴリズムを持つアプリケーションを容易に構築できる。

④ Java言語で記述されたオブジェクトNex'BASEスクリプトから直接利用できる。

⑤ 例外処理機構を導入した。Nex'BASE例外処理機構では連携したJavaオブジェクトが発生する例外も処理できる。

WebBASEスクリプト言語データベース処理やDLL(Dynamic Link Library)連携処理を直接記述可能な簡易言語とHTMLから構成された簡潔な仕様を持ち,「習得に特別な教育を必要としない」,「簡易なアプリケーションを短期間で記述できる」という特長を備えている。