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3月号 2010 Vol. 8 No. 3

English

Special Feature: Trends and Business Prospects for Human-area Networking Technology––Connecting People, Objects, and Networks

■ 概要
人体近傍電界通信の技術開発の背景と原理を述べるとともに、安定な通信を確保するためのキー技術である効率的電界誘起技術と環境雑音除去技術について解説します。さらに、この通信技術の特徴と従来の近距離無線技術との違いを明らかにし、応用分野について述べます。
■ 概要
NTTマイクロシステムインテグレーション研究所では、交流電界を利用する方式で人体近傍電界通信技術の研究開発を進めています。本技術をパーソナルユースに対応させ広く普及させていくためには、小型化、低コスト化が条件となります。そのためには、徹底的な外付け部品削除とLSI化・小型モジュール化が必然の流れとなります。本稿では、開発したLSIの構成と本LSIを用いた端末による通信評価について述べます。
■ 概要
人体をケーブルとして利用した電界通信は、周囲環境に存在するさまざまな雑音の影響を受けやすくなり、利用形態や設置環境に通信性能が大きく依存します。安定した通信を確保するには、人体、送受信機、電極、ケーブルで構成される通信路を使用形態に応じてモデル化し、回路設計に落とし込むことが要求されます。また、電界通信端末を正しく評価するためには、計測器と被測定対象とが電気的にアイソレーションされた計測技術が重要となります。本稿では、電界通信のモデル化と光技術を利用した通信評価技術について述べます。
■ 概要
双方向の電界通信を実現する高機能・小型通信モジュールに搭載して、当該モジュールの持つ双方向通信機能を最大限に活用しながら入退室管理や名刺交換のような各種サービスを実現するファームウェアについて紹介します。具体的には、実現を目指すサービス、ファームウェアに要求される機能、および構成方法について説明します。

Letters

■ 概要
近年、有線系ネットワークの輻輳を軽減するネットワークコーディング(NC:Network Coding)技術が注目を集めています。私たちは、有線のNC技術をマルチホップ無線システムへ適用し、高い周波数利用効率を実現するためのダイバーシチ合成技術および無線ハイブリッドNC(HNC: Hybrid NC)技術の研究開発を行っています。
■ 概要
FTTHサービスの拡大に伴い、需要に応じて光ファイバケーブルの切替えを行う等、その効率的な運用が求められています。今回、光ファイバケーブル接続の施工性および保守運用性の向上を図り、建設から保守運用までのトータルコスト削減を実現する新たな地下光クロージャを開発しました。
■ 概要
業務効率を向上させるために必要な業務プロセス管理を継続的に実施するうえで、業務の現状把握にかかる時間と労力の削減が課題になっています。この課題を解決するため、業務システムに残された処理の実行履歴を基に実際の業務プロセスを再現し、業務の現状を把握可能にする、業務プロセス可視化・分析システムを開発しました。

Global Standardization Activities

■ 概要
インターネットの安定・円滑な運用には、インターネット上で利用されるドメイン名、IPアドレス、AS番号といった資源の管理が重要な役割を果たします。これらのインターネット資源は、ICANNを中心とする各組織によって一元的に管理されています。ここでは、インターネット資源管理の現状について報告します。

Papers Published in Technical Journals and Conferences
外部で発表した論文の抄録

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