To view PDF files

You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.

1月号 2011 Vol. 9 No. 1

English

View from the Top

■ 概要
2011年、新春巻頭インタビューは、NTTグループの「サービス創造」の推進に挑み続けている宇治則孝NTT代表取締役副社長です。すでに着手しているグローバル展開、ブロードバンド・ユビキタス社会の発展を支えるNTTグループの今年の戦略を伺いました。

Feature Articles: Platform Technologies for Services that Utilize Lifelogs

■ 概要
最近ライフログという言葉をよく耳にするようになりました。本稿では、我々がライフログに期待することを述べた後に、ライフログを利用した現状のサービスを概観します。また、本特集で紹介する6つの記事の位置付けについて解説します。
■ 概要
日常生活や業務で、Webからの情報収集等のPC操作の比重が増すにつれ、PC上の操作を自動的に取得し、サーバ上に収集して活用しようという動きが広まっています。本稿では我々が開発した、PC操作履歴収集システム「メモリ・リトリーバ」について、機能の特徴とその応用例について説明します。
■ 概要
ライフログを収集し活用する端末技術の実現に向けて、1人1つのマイリモコンにより個人ごとの操作ログを収集する概念と、マイリモコンを使う場面を想定したユーザインタフェースの設計事例を紹介します。
■ 概要
本稿では、センシング機器や個人の携帯機器から時々刻々と生成されるさまざまなストリーム型のログ情報を追記型で受け付けて蓄積管理するとともに、ニアリアルタイムで各種処理を実行するための「分散データストリーム処理技術」について解説します。さらに本技術をライフログ活用サービス向けに適用した「ライフログ分散蓄積処理基盤」について紹介します。
■ 概要
本稿では、ライフログを活用するために今後必要となるプライバシ保護の課題について説明します。法制度の状況を概観したのち、プライバシ保護の代表的な技術である匿名化技術と秘密計算技術の研究開発動向について示します。
■ 概要
本稿では、ユーザの嗜好と行動履歴を活用し、TPOに合った店舗情報を提示するサービスを紹介します。本サービス実現のため、端末の操作履歴等からユーザ嗜好を自動的に把握する技術、GPSを用いてユーザが誰と一緒かを自動判定する技術、行動履歴から目的地を自動的に予測する技術等を開発しました。これらライフログ処理技術を実装し、スマートフォンユーザを対象としたレストランレコメンドシステムを構築、一般ユーザ向けのフィールド実験を実施しましたので紹介します。
■ 概要
医療機関内で取得される医療情報に加え、日常の生活の中で取得されるさまざまなライフログを活用した、新たな医療・ヘルスケアサービスの創造が期待されています。本稿では、京都大学医学部附属病院と連携して進めている取り組みについて紹介します。

Regular Articles

■ 概要
本稿では、さまざまな複雑データに対する解析手法として有用な、混合モデルについて論じます。混合モデルとは、異なる特徴を持った複数のデータ生成コンポーネントを仮定して、さまざまなデータを分解・説明するものであります。まず、もっとも基本的な混合モデルについて説明します。続いて、シミュレーション実験の結果を交えながら、nonparametric Bayesと呼ばれる、確率モデルに基づいて拡張された混合モデルを紹介します。最後に、混合モデルを動画像解析に応用した、我々の研究例を紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
光ブロードバンドサービスの普及やイーサネットの広域化に伴い、データトラフィックは年率40%程度で増加しています。これを支える新しい光伝送網技術(光伝送技術、光伝送媒体技術、屋外設備技術など)の標準化が活発に行われています。ここでは、ITU-T、SG15、WP2における最新の標準化動向を紹介します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは発表した論文の抄録

↑ TOP