To view PDF files

You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.

10月号 2011 Vol. 9 No. 10

English

View from the Top

■ 概要
東日本大震災を受け、ネットワークの重要性が再認識される中、キャリアとして研究所を持つNTTグループに世間は何を期待しているのだろうか。国境を越えたM&Aが急速に進むビジネスシーンにおいて、研究者たちが取るべきスタンスについて、篠原弘道取締役研究企画部門長に伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
世界の注目を集めるナノマシン技術の研究を進めている山口浩司上席特別研究員に、研究の着想から現在の進捗状況を伺いました。約10年に及ぶ研究過程で再確認した研究者としてのスタンスとは何か、研究者としての個性の生かし方など、若い研究者へのアドバイスもいただきました。

Feature Articles: Collaborations with Universities Leading to Open Innovation in NTT's R&D

■ 概要
NTTサービスインテグレーション基盤研究所では、NTT R&Dにおける共同研究や人材交流をより効率的、効果的に行うため、広範な学問領域を持つ大学との組織的な連携の取り組みを進めています。本稿では、こうした大学連携の枠組みや活動内容、研究成果について、具体的な事例を交えて紹介します。
■ 概要
未開拓の周波数領域であるテラヘルツ(THz)帯は、大容量無線通信やセキュリティ分野などへの応用が期待されています。NTTフォトニクス研究所は東京工業大学と共同で、コンパクトなテラヘルツ光源となる共鳴トンネルダイオード(RTD)テラヘルツ発振器の開発を進め、室温の固体素子として最高の1THzの基本波発振を初めて実現しました。
■ 概要
私たちは英語の短文穴埋め問題を自動的に作成するためのシステム「MAGIC」を構築しました。MAGICは、機械学習技術を用いて人手で作成された問題の特徴を抽出し、自動的に適切な問題文の選択、空欄個所の決定、選択肢の生成を行います。
■ 概要
光ネットワークを用いたライブ配信の普及とともに、高臨場感再生への要望が高まっています。NTT西日本では九州大学とともに高臨場感映像・音響の共同研究を行っています。本稿では、2010年9月に実施したトライアルとその評価を報告します。
■ 概要
脳との直接的な情報のやり取りは、神経科学、臨床医学、情報工学そして電子工学が融合して初めて実現できると考えられます。今回は、NTT物性科学基礎研究所が慶應義塾大学とともに行っている、生体との双方向情報交信の実現を目指すブレインマシンインタフェース用のLSIチップの取り組みについて紹介します。
■ 概要
NTTサイバースペース研究所では、高臨場感通信技術の確立を目指して映像3次元情報抽出などのコア研究に取り組んでいます。本稿では、この分野における中国トップクラスの大学・教授と連携して開発した研究専門ソフト群について紹介します。
■ 概要
NTT未来ねっと研究所では、慶應義塾大学大学院環境情報学部との共同研究において、ネットワークを介して遠隔協調的にデジタルシネマ等の大規模コンテンツを安全かつ円滑に取り扱う仕組みの構築に向けて、要素技術の研究開発を段階的に進めています。本稿では、共同研究の概要について簡単に紹介します。
■ 概要
NTT情報流通プラットフォーム研究所ではインターネット利用における「安心」について研究をしています。安心は主観的で曖昧な概念であり、技術だけによる把握・対策は難しいため、東京大学・東洋大学の社会心理学の専門家グループと共同で調査・分析に取り組んでいます。

Regular Article

■ 概要
従来の光ファイバ接続で必須であった被覆除去工程を不要とするストリップフリー接続技術によるフィジカルコンタクト光コネクタを紹介します。本稿では、光ファイバに対する被覆除去工程とクリーブ工程を必要としない簡易組立コネクタの実現を目的として、被覆付きファイバの低損失なフィジカルコンタクト接続を可能にする光コネクタ構造と、被覆付きファイバ端面形状およびその加工方法を述べます。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所ではFTTHエリアのさらなる拡大に対応するため、GE-PON光信号の光パワーバジェット拡大を実施してきました。2009年のOLTの光パワーバジェット拡大に引き続き、今回ONUの光パワーバジェットを拡大したことにより、トータルで37 dBと世界的にも類を見ないシステムとなりました。私たちはこの成果を利用することで、ルーラル地域への経済的なFTTH展開が可能になると考えています。

Global Standardization Activities

■ 概要
映像メディアはさまざまなサービスで利用されており、私たちの生活を豊かなものにしています。サービスの提供において映像符号化は基本的な技術であり、常に改良され、国際標準化も積極的に行われています。ここでは従来のTVとは異なるサービスを提供する3次元映像符号化の国際標準化の概要と今後の動向を紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
本稿では、VoIPゲートウェイ接続時におけるビジネスホンの故障事例を紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第7弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ ネットインタフェース技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは発表した論文の抄録

↑ TOP