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12月号 2015 Vol. 13 No. 12

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■ 概要
主力商品であるフレッツ光の伸びは,高速インターネット需要の一巡と他社光サービス等との競争激化により、鈍化傾向にあります。こうした状況の中で、NTT東日本は今、事業構造の見直し、ビジネスモデルの変革を通じてサスティナブルな経営への転換を図ろうと舵をきり、ビジネスユーザ市場の強化へも乗り出しました。光コラボレーションモデルのねらいと展開、そして新たな営業手法ICTコンシェルジュ等具体的な取り組みについて、中川裕NTT東日本代表取締役副社長に伺いました。

Feature Articles: Cybersecurity-related R&D to Counter Global Threats

■ 概要
新たなセキュリティ脅威が世界規模で拡大し続けており、2020年に向けて日本をねらった海外からの攻撃も予想されます。本特集ではグローバルなセキュリティ脅威に対抗するための重要となるポイントを述べ、それらに対応するためのセキュリティR&Dの取り組み方針を紹介します。
■ 概要
本稿では、グローバルなセキュリティ脅威の動向として、最近報告された非常に巧妙なサイバー攻撃の事例を2件、攻撃の詳細と対策について紹介します。また、グローバルなセキュリティ脅威に関するNTTグループとしての取り組みの1つ「GTIR(Global Threat Intelligence Report:グローバル脅威情報レポート)」を紹介します。このようなセキュリティ脅威情報を共有することで、セキュリティ意識を高め、セキュリティを強化することにつなげられると考えています。
■ 概要
マルウェア(悪意あるソフトウェア)に起因したサイバー攻撃が世界各地で社会問題化しています。本稿では、グローバル統合セキュリティサービスWideAngleを支えるセキュリティインテリジェンス技術について紹介します。
■ 概要
GTIP(Global Threat Intelligence Platform)はNTT Innovation Institute, Inc.(NTT I3)が開発したサイバー攻撃の脅威情報の収集・配布システムです。NTTセキュアプラットフォーム研究所のセキュリティオーケストレーション技術と連携させることで、脅威情報に基づく高度な防衛が可能となります。本稿では、共同で構築・実施した連携デモや今後のグローバル展開について紹介します。
■ 概要
NTTセキュアプラットフォーム研究所では、グローバル規模で拡大しつつあるサイバー攻撃と、リアル世界での災害・事故等に対し、統一的な指揮のもとで統合的なリスク管理および危機対応を支援する技術の開発を進めています。本稿ではリスクの種類によらないリスク管理・危機対応時のマネジメント支援システムの実現を目指した取り組みについて紹介します。

Feature Articles: Service Design for Attractive Services and Trends in Design Thinking

■ 概要
魅力的なサービスを生み出すための方法論として、サービスデザインやデザイン思考という言葉が注目を浴びており、NTTグループも多様な観点から取り組んでいます。本稿ではそれらの取り組みの紹介に先立ち、そもそもデザインとは何かを論じ、デザインの潮流におけるサービスデザインとデザイン思考の位置付けを示すとともに、特にNTTサービスエボリューション研究所が着目している、人間中心デザイン、ユーザエクスペリエンスデザイン、参加型デザインという3つのキーワードを紹介します。
■ 概要
ユーザにとって魅力的なサービスを実現するには、初期の段階からサービスについてユーザから評価を得ながら、繰り返しデザインを洗練することが重要です。NTTサービスエボリューション研究所では、サービスコンセプトの仮説を4段階に分けて立てるという規則を導入し、デザインの繰り返しを支援する「Concept Tailor」を開発しました。本稿では本ツールのサービスコンセプトの具体化プロセスを紹介します。
■ 概要
サービスデザインは一本道ではなく、創出と改善を繰り返しながら前進することが必要です。各段階の成果物(コンセプトプラン、モックアップ、プロトタイプなど)に対し、目的に合わせた評価手法を用いることで、間違った方向に向かうことを防ぐことができます。本稿では、サービスデザインにおける評価の考え方、および手法を紹介します。
■ 概要
NTTアイティでは、人が魅力を感じるサービス創造のためのコンサルティングサービスを展開しています。本稿では、こころを動かすICTデザイン部が実践するサービスデザインのための方法論の一端を紹介します。 インタビューやその結果の解釈、アイデア発想やその評価において、考慮すべき点について言及します。
■ 概要
NTTコミュニケーションズでUX(User Experience)デザイナーを育成するための第1歩として、社内でUXデザインにかかわる業務を実施する際に必要とされるスキルセットとマインドセット、デザインプロセスを整理した「CHEFモデル」、および社内におけるUXデザイナーのレベル分けの検討を行いました。本稿ではこれら取り組みの成果と、今後の展開予定について紹介します。
■ 概要
NTTデータは、RFP(Request For Proposal)に基づいたシステム開発にとどまらず、お客さま企業やパートナ企業とともに、革新的な新規サービスを短期間で創り出し事業化することを目指しています。しかし、これまでのシステム開発プロジェクトとは考え方や進め方が大きく異なるため、社内の複数の部署がさまざまな取り組みを進めています。本稿では、それらの取り組みの概要を紹介します。

Regular Articles

■ 概要
OpenStack Swiftは大規模なストレージシステムを構築するためのオープンソースソフトウェアです。OpenStack SwiftはRackspaceから5年前にリリースされて以来、OSSとして世界中で開発されてきました。最近、SwiftコミュニティはGlobal Cluster、Erasure Codingといったいくつかの主要な機能を開発しました。また、NTTではコミュニティのErasure Codingと入れ替えて利用可能で暗号化機能を有する秘密分散エンジンを開発しました。本稿ではこれらの機能の概要と、最近のNTTのコミュニティ活動について紹介します。
■ 概要
近年、災害時の安否確認手段確保の社会的要請はますます大きくなっています。NTTネットワークサービスシステム研究所では、利用者の端末の種類、音声・テキストなどのメディアの違い、ネットワーク種別によって別々に扱われていた災害時安否情報の連携を図り、簡単かつ確実に伝達・確認できるサービスを提供することを目指し、開発に取り組みました。ここでは、安否確認システムの概要と実現機能の特徴について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
E.164番号を利用する通信の異なる通信キャリア網間の接続は、従来の電話網(PSTN: Public Switched Telephone Networks)を介した接続形態から、IPで直接接続する形態(IP相互接続)へ移行する必要があります。したがって、移行に向けては、現在PSTNの機能に依存して提供している番号ポータビリティをIP網で機能具備し、サービスを継続する必要があります。ここでは、2015年8月に制定された番号ポータビリティの国内標準仕様とNTT研究所の取り組みについて紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
本稿では新たな無線LAN規格であるIEEE802.11acに対応した無線LANテスタを紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第32弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ EMC技術担当の方にご協力いただきました。

New NTT Colleagues

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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