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10月号 2016 Vol. 14 No.10

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■ 概要
経営リソースを大胆にシフトし、地域密着体制でビジネスを展開しているNTT東日本。「光コラボレーションモデル」の光アクセスサービス(コラボ光)契約数が2016年8月に400万を突破、「新規ビジネスの創出」を掲げて地方創生へも積極に取り組んでいます。大胆な意識改革とその取り組みの実際について、井伊基之NTT東日本代表取締役副社長に伺いました。

Feature Articles: Initiatives for the Widespread Adoption of NetroSphere

■ 概要
NTTグループは通信市場の変化に対してB2B2Xモデルへの転換の加速をめざしています。B2B2Xモデルにおける多様かつ不透明な需要にこたえる柔軟な「変化に強い」ネットワークのコンセプトとしてNetroSphere構想を発表しました。本特集では、NetroSphere構想の具体化が進むネットワークアーキテクチャ、ネットワークシステムの技術開発と、具体化を加速するコラボレーションの取り組みとしてNetroSpherePIT並びにキャリア・ベンダへのグローバル展開について紹介します。
■ 概要
NetroSphere構想の具現化、可視化に向けて「NetroSpherePIT」という実証実験環境を構築し、NetroSphere構想を実現するさまざまな技術の実証実験を開始しました。本稿ではPITでの実証実験内容と実現にあたって判明した技術課題について述べるとともに、今後の取り組み内容について紹介します。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、サービス事業者やエンドユーザからの多様な要求に対応し、迅速なサービス提供を実現する新アクセスシステムアーキテクチャFASAについて、アーキテクチャの具体化、部品化する機能のリストアップ、ユースケースとDBAを例とした共通API規定の検討を行いました。本稿ではその解説書として作成した白書の概要を紹介します。
■ 概要
NTTは、ネットワークを利用するお客さまやミドルB事業者に求められるサービスを、迅速、高信頼、かつ低コストに提供することを目的としてNetroSphere構想を発表しました。NTTネットワーク基盤技術研究所では、NetroSphere構想の実現に向けて、さまざまなミドルB事業者の要望へ柔軟かつ効率的に対応し、高品質にサービス提供するためのネットワーク制御技術に関する研究を行ってきました。本稿では、その取り組み状況について紹介します。
■ 概要
ミドルB事業者に対し、複数事業者のネットワークおよびそれに付随するサービス(クラウド・アプリ)を一括で運用・保守可能とするワンストップオペレーション技術について紹介します。
■ 概要
NTTネットワークサービスシステム研究所では、2015年2月に発表したMSF(マルチサービスファブリック)アーキテクチャの推進に取り組んでいます。本稿ではMSFを構成するコントローラおよびスイッチの機能配備モデルの解説、研究開発の到達状況、今後の展望等について紹介します。
■ 概要
将来の交通制御システムやスマートグリッドのように、センサ情報などの大量データをリアルタイムに収集・分析し、システムにフィードバックする高度な社会基盤を実現するには、高い計算能力と高い耐障害性が求められます。本稿では、NetroSphereを構成する新たなサーバアーキテクチャ「MAGONIA」の分散処理技術を、NTTデータにて研究開発中の社会基盤「渋滞予測・信号制御システム」へ適用した事例を紹介します。
■ 概要
NTTネットワークサービスシステム研究所では、多様なサービス創出をめざして、転送系サービス機能の組合せを可能とする転送系クラウドの実現を進めています。この実現のためには、サービス機能間を性能劣化なしに接続することが必要です。本稿ではNTTとIntelのコラボレーションにより開発した、機能間の通信遅延を削減し、サービス機能の多様な組合せを可能とする機能間高速連携技術Soft Patch Panel(SPP)について紹介します。

Regular Articles

■ 概要
フォトニックネットワークがリング型やメッシュ型に発展するなかで、ROADMノードの主要部品である波長選択スイッチ(WSS)がますます重要となっています。従来、WSSは空間光学系技術をベースとして実現されてきましたが、我々は、平面光波回路技術を融合させ、平面回路の高い集積性と空間回路の高い並列性の特徴を併せ持つSPOC(Spatial and Planar Optical Circuit; SPOC)を提案しています。本稿では、SPOC技術の概要とROADM用光デバイスへの応用例について概説します。
■ 概要
近年、法人系ネットワークを提供するWAN(Wide Area Network)サービスとして、VPN(Virtual Private Network)や広域イーサネットが普及する一方、従来のデジタル専用システムが実現する帯域保証、キャリアグレードの保守運用性の特徴に加え、さらなる高稼動率、低遅延化への需要があります。ここでは、イーサネット上でこれらの需要を満たす世界最高クラスの品質を実現するイーサネット専用システムについて紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)は2007年に普及推進委員会を設置して、東南アジア地域への ICTを利活用した社会的課題解決ソリューションのケーススタディ、それらのケーススタディを周辺諸国へ展開していくうえでの利用標準の作成を行っています。2012年からは、BSG(標準化格差是正)専門委員会へ活動を移行しています。それらの活動は、ASTAPの標準化格差是正エキスパートグループ(EG-BSG)に「ケース・スタディ・チーム」を設置し、アジアルーラルエリアにおけるICTを利活用した社会的課題解決ソリューションの展開・普及を行っています。

Global Activities of NTT Group

■ 概要
everis社は2014年1月、グローバルナンバーワンになるという夢をともに実現するため、NTTデータグループの一員となりました。イノベーションと起業家精神を常に最重要事項に掲げてきたeverisは、1996年の社員数は5人でしたが、現在では13カ国・4大陸で1万6000人の社員を擁するまでに成長しました。2014年5月、当社は、SMAC(ソーシャル、モバイル、アナリティクス、クラウド)テクノロジーを超えるデジタル革命の次なる波を先導し、CRAVIB(クラウドソーシング、ロボティクス、AI、VR、IoTおよびブロックチェーン)という急成長する新テクノロジーを活用すべく戦略を立案しました。設立20周年の節目にあたり、この戦略のこれまでの成果と、この戦略がNTTデータやNTTのグローバルリーダーシップに資する大いなる可能性について共有したいと思います。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
質の高い情報通信サービスを提供するためには、通信設備の点検作業を確実に実施することが必要不可欠です。本稿では、鉄塔の点検方法に関する課題および新たな点検方法とその効果について紹介します。通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第37弾となる今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ 材料技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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