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9月号 2017 Vol. 15 No. 9

English

Feature Articles: The Internet of Things and New Value Creation

■ 概要
IoT(Internet of Things)による新たな価値の創出が社会で期待される中、このIoTを活用した時代は、情報通信ネットワークにとってこれまでの役割と大きく異なる第三の時代、「動かす(ドライブする)時代」といえ、情報通信ネットワークに求められる要件はこれまでとは異なってくると考えています。本稿では新たなIoT時代を実現するうえでネットワーク・情報処理に必要な要件と、その機能アーキテクチャ(リファレンス・アーキテクチャ)について紹介します。
■ 概要
NTTグループでは、社会課題の解決やライフスタイル変革に向けて、B2B2Xモデルの取り組みを進めています。製造・農業・交通をはじめ幅広い産業分野において、さまざまなパートナー企業とのコラボレーションを通じて、エンドユーザ(X)に対して新しい付加価値を提供するため、IoT(Internet of Things)を活用した事業を展開しています。また、NTTグループの新たな事業への取り組みを情報発信するため、展示会などのプロモーション活動も推進しています。
■ 概要
本稿では、着るだけで生体情報のセンシングが可能なhitoe®ウェアの利用分野拡大をめざした応用例として、リハビリ患者モニタリングおよびドライバー管理サービスに向けた取り組みを紹介します。また、センサ収容を実現するデータ収集技術およびデータ蓄積、分析のためのミドルウェアである高速分散処理基盤技術についても併せて解説します。
■ 概要
近年のIoT(Internet of Things)の普及はめざましく、NTTでも製造業、自動車業(自動運転支援)、農業など、IoT導入によって新たな価値の創出が期待される産業を主なターゲットにしてIoT推進のための取り組みを進めています。本稿では、IoTのデータ交流を促進するIoTデータ交換技術およびエッジコンピューティング技術におけるNTTの取り組みと、それらに関連する標準化動向を紹介します。
■ 概要
本稿では人や車などの流れに関するリアルタイム観測データから、近未来の混雑・渋滞リスクを予測し、これを回避する集団最適誘導策をオンラインで自動的に導出する技術の取り組みについて紹介します。機械学習技術を活用したシミュレーションにより、不測の事態にも対応可能な集団最適誘導策を導出する技術の確立により、快適で安心・安全な社会インフラの実現をめざします。

Regular Articles

■ 概要
5G & Beyondのバックホール無線回線や8K映像の非圧縮無線伝送においてはテラビット級の伝送速度が必要となります。超高速無線伝送の実現に向けて、これまで無線通信では利用されてこなかった軌道角運動量を新たに用いた空間多重伝送技術の取り組みについて紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
新規無線方式への周波数割当を議論する際には、既存方式との周波数共用へ向けた干渉検討が重要です。ITU-R(International Telecommunication Union - Radiocommunication Sector) SG(Study Group)3は周波数共用へ向けた干渉検討に必要な電波伝搬特性の推定法やモデルに関する勧告を策定・維持することで他SGの検討を支援しています。ここでは第5世代移動通信システム(5G)等の新規無線システムにおける高周波数帯利用へ向けたITU-R SG3会合での活動状況について紹介します。

Short Reports

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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