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3月号 2025 Vol. 23 No. 3

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■ 概要
豊かで調和のとれた社会づくりをめざし、世界50以上の国と地域でITサービスを提供するNTT DATAは、デジタル技術を活用したビジネス変革、社会課題の解決に向けてさまざまなサービスを提供しています。お客さまとともに未来を見つめる佐々木裕NTTデータグループ 代表取締役社長に、新体制となったNTT DATAのビジネス戦略や新年度を迎えるにあたり抱負を伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
移動通信等で使用される電波は有限のリソースとして、ITU-R(International Telecommunication Union - Radiocommunication Sector)においてグローバルで用途に応じた周波数の割当・登録が行われ、それを各国に適用してそれぞれの事情に合わせて利用しています。昨今は、移動通信サービスをはじめとした電波を利用するサービスがその数、種類ともに急速に拡大しています。技術の進歩により新たな周波数帯が開拓され、割り当てられてはいるものの、周波数リソースは空き領域のないひっ迫した状態が続いており、将来のさらなる電波利用の拡大に向けて、この課題解消は急務となっています。量子アニーリングなどの技術を電波伝搬の世界に適用した「リアルタイム無線品質推定基盤技術」を活用して、既存周波数の有効活用や新規周波数帯開拓に挑む、NTTアクセスサービスシステム研究所 山田渉上席特別研究員に、リソースの限界突破へのアプローチ、ゴールを想定してそれに必要な技術を見つける研究スタイル、新しいことに前向きにチャレンジし続ける思いを伺いました。

Rising Researchers

■ 概要
近年、通信の高速化に伴って大量のデータを処理するアプリケーションの開発、利用が促進されています。それに伴い、高速かつ大量のデータ処理に対する社会的ニーズもより強まっています。そのような社会的な課題に対して、データをパターンによって圧縮して処理することで、データ処理を効率化して高速化するアルゴリズムを研究されている西野正彬特別研究員にお話を伺いました。

Feature Articles: Keynote Speeches at NTT R&D FORUM 2024 - IOWN INTEGRAL

■ 概要
本記事は、2024年11月25〜29日に開催された「NTT R&D FORUM 2024 - IOWN INTEGRAL」における、島田明NTT代表取締役社長の基調講演を基に構成したもので、インダストリーAIクラウドによる社会課題の解決に取り組み続けるNTTのR&Dについて紹介します。
■ 概要
本記事は、2024年11月25〜29日に開催された「NTT R&D FORUM 2024 - IOWN INTEGRAL」における、木下真吾NTT研究開発部門長の基調講演を基に構成したもので、NTT版LLM(Large Language Model)「tsuzumi」とIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)の実用化に向けた取り組みや実用例、今後の展開について紹介します。
■ 概要
本記事は、2024年11月25〜29日に開催された「NTT R&D FORUM 2024 - IOWN INTEGRAL」における、川添雄彦 NTT代表取締役副社長のKEYNOTE SPEECHを基に構成したもので、持続可能な社会を実現に向けたIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)の世界規模の取り組みについて紹介します。

Regular Articles

■ 概要
第5世代移動通信システム(5G)などの無線通信の進歩により、多様な端末が無線ネットワークに接続されるようになりました。6Gでは、あらゆる物理的なモノが無線ネットワークに接続され、それらの位置や速度などのフィジカル空間情報が新しいモバイルサービスで活用されます。さらにNTTのIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想は、フィジカル空間情報を仮想空間に収取することを加速すると考えられます。そのため、6Gに向けてモバイルトラフィックはさらに増加していくと推定されます。ミリ波帯の活用は、モバイルネットワークの容量増大に有望なアプローチです。しかし、ミリ波帯のリンク品質は周囲の物体の影響を強く受けます。ミリ波帯を安定的に利用するために将来のリンク品質を予測し、無線通信をプロアクティブに制御することが有効な解決策となります。本稿は、フィジカル空間情報を用いた深層学習による5Gスループット予測技術と、深層学習の評価のための人型ロボットを用いた自動化された5G検証環境について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
将来アクセスシステムにおける運用コスト削減に向けて、通信オペレータが担うネットワークの管理・制御を自動化する研究開発が進展しています。本稿では、現在活発な審議が進められているBroadband Forum(BBF)におけるアクセスシステムの自動化インテリジェント管理技術の標準化動向について、これまで標準化された内容と今後の展望を紹介します。

Information

■ 概要
2024年11月25〜29日の5日間にわたり、「NTT R&D FORUM 2024 - IOWN INTEGRAL」を開催しました。本稿では本フォーラムにおける講演や技術展示のポイントを紹介します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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