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7月号 2016 Vol. 14 No.7

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Feature Articles: NTT Group Activities in the Transportation Field

■ 概要
NTTグループでは今後ICTの活用が進んでいく各業界のパートナーとのコラボレーションを推進しています。本特集では交通業界におけるコラボレーションやそれを支える技術について紹介します。
■ 概要
空港は、訪日外国人を迎える玄関であり、そこに集まるさまざまな方の移動におけるバリアフリー化や情報へのアクセスのしやすさが一層求められているとともに、世界に向けて日本の最先端技術を発信することができる場所です。本稿では、空港の情報ユニバーサルデザイン高度化に向けて、NTTと東京国際空港ターミナル株式会社が羽田空港で実施している共同実験の内容について紹介します。
■ 概要
2018年には準天頂衛星システムの本格運用により屋外での測位精度の向上が見込まれ、また、屋内の測位技術の進展により、屋内外シームレスに高精度な位置情報を活用できる高精度測位社会の到来が期待されます。本稿では、国土交通省「高精度測位社会プロジェクト」にて実施された「東京駅周辺屋内外シームレスナビゲーション実証実験」の取り組みについて紹介します。
■ 概要
2020年までには、準天頂衛星4機体制(2018年)、屋内測位技術の進歩などにより「高精度測位社会」の実現が見込まれています。高精度測位環境が実現され、さまざまなサービスに広がるためには、地図を中心とした空間情報インフラの充実が必要となります。本稿では、高精度測位社会におけるさまざまなサービス実現の基盤となる地図基盤技術の高度化に向けた取り組みと、本基盤を活用したシームレスナビゲーションの技術検証状況について紹介します。
■ 概要
NTTサービスエボリューション研究所では、高齢者や障がい者などの歩行者移動支援に必要な情報を生成する技術MaPiece(マッピース)の研究開発を進めています。本技術は、GPSや加速度などのセンサを搭載したスマートフォンを活用して平坦な道を判定するクラウドセンシング技術や、専門知識を補い歩行者移動支援に必要な情報を収集する技術によって構成され、低コストに情報収集・更新することを目標にしています。
■ 概要
NTTでは、実世界に私たちと一緒に存在することで私たちを理解し、働きかけ、私たちの成長を支援するパーソナルエージェントの実現をめざしています。本稿では、適用先の1つとしてパーソナルモビリティに着目し、初めて乗車する利用者に対して対話などのインタラクションに応じた操作トレーニングを提供することで、利用者に操作に関する気付きを促し、操作能力の向上に貢献するモビリティ型パーソナルエージェントのプロトタイプについて紹介します。
■ 概要
関東、甲信越から東北まで広範な地域に住む人々の足となる旅客鉄道事業を中核に、幅広い関連事業を通じて日本の鉄道業界をリードしている東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)では、2012年に策定された新たな経営構想の中で掲げられた「ICTの活用」に関する施策の一環として、2014年3月に同社の公式アプリ「JR東日本アプリ」をリリースしました。本稿では、JR東日本アプリの概要と、開発を担当したNTTソフトウェアのアジャイル開発の取り組みを紹介します。

Regular Articles

■ 概要
NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、子どもの興味や発達段階にピッタリの絵本を見つけることのできる検索エンジン「ピタリエ」を開発しました。ピタリエは、検索アルゴリズム、自然言語処理という情報科学の研究成果に加えて、人間科学の一分野で子どもの語彙獲得メカニズムの解明を目的とする発達心理学の知見を取り入れることでユニークな機能を実現しています。ここでは、ピタリエの機能とともに、各要素技術について紹介します。
■ 概要
NTTドコモよりスマートフォン用視覚障がい者向け文字入力アプリとして、手元を見ずに文字入力操作が可能となる「Move&Flick」が2015年8月26日に配信されました。このアプリの基本技術・デザインは、NTTサービスエボリューション研究所がNTTクラルティの協力を得て研究開発しました。また、サービス提供向けアプリ開発・配信ストアへの適合、および視覚障がい者へのサポートは、NTTドコモとNTTクラルティで行いました。ここでは、研究開発からアプリ配信までの一連の取り組みについて紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
ITU-T SG15はITU-TのSG(Study Group)における最大規模の会合であり、伝送網とインフラ全般の課題を扱うSGとして、ホーム網、光アクセス網、光ケーブル関連、パケット伝送網、OTN(Optical Transport Network)関連技術などの伝送網技術の標準化を進めています。ここでは、SG15で検討が進められている最新の標準化動向として、メタル系アクセス技術であるG.fastについて紹介します。

Global Activities of NTT Group

■ 概要
2014年5月、NTTコミュニケーションズ ネットワークサービス部とVirtela社は、NFV(ネットワーク機能仮想化)に対応したクラウドベースのネットワークサービスを他社に先駆けてグローバル展開することを発表しました。本稿では、この新しい技術が企業の課題をどのように解決できるのか、またサービス提供開始以来、顧客にどのような利便性をもたらしたのかを説明します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
メタルケーブルにケーブル保安器を接続することで、雷サージ電流による通信設備の故障の発生リスクを低減させることができます。本稿では、接続作業性を向上させ、かつ作業スペース確保のため小型化を実現した、新たなケーブル保安器をご紹介します。通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第35弾となる今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ EMC技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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